他では得られない、役立つ専門情報を毎週お送り致します
>>バックナンバー
|
 |
多用途でかつ本格的なイオン測定に適しています。比較的高額の高精度タイプに多く採用され、
据え置き型のものが多いです。
比較的安価な簡易タイプの測定器に多く見られます。簡易タイプは持ち運び可能な軽量型が多く、
厳密な精度を必要としない場合に適しています。多くの企業でこのタイプが活用されています。
放射線を放出するマイナスイオン発生源を測定することが出来ます。
天然鉱石などを原料に使用した製品が主な対象となります。
コロナ放電式や電子放射式のマイナスイオン発生器、水破砕式のマイナスイオン発生器の
測定などは出来ません。
測定器と区別して「チェッカー」と呼ばれることが多いです。
正確な数値は出せませんし、後に述べる移動度を特定した測定が出来ません。
また、少量のイオンには反応しないものが殆どです。
比較的大量のマイナスイオンを発生するマイナスイオン発生器などの動作確認用程度でしたら
使用出来ると思います。
|
 |
空気イオンにはその大きさ(質量)によって、大イオン、中イオン、小イオンがあります。(中イオンは地表付近には存在しない)
このうち、特に生体への効果の高いイオンは小イオンとされています。このことから、例えば
生体への効果を目的としたマイナスイオン製品の測定を行うには小イオンだけを測定出来るものを
選ぶ必要があります。
また、それぞれの大きさのイオンには「移動度」という値が対応しています。
(移動度についてはこちらを参照)
[移動度のめやす]
小イオン;0.4(cm2/Vs)以上
中イオン;0.001〜0.4(cm2/Vs)
大イオン;0.001(cm2/Vs)以下
(社)日本空気清浄協会・空気イオン専門委員会が定めた「環境空気イオン濃度測定法に関する規準」(1970)より
従って、小イオンに対応した移動度を持つイオンを測定出来るものを選べばよいことになります。
実際には、空気を吸引するタイプの測定器のカタログには、たいてい移動度の表記があります。
(小イオンに対応した測定器の移動度設定は0.5前後のものが多いです)
また、環境計測や気象学・大気電気学などの研究分野で用いる場合には、大イオンの領域まで含めた
移動度設定の可能な機種が必要になると思います。
なお、GM管(ガイガー・ミューラー管)タイプ・単一電極タイプ(イオンチェッカー)は、
もともと根本的なイオンの検出/換算原理が異なり、移動度の設定が出来ません。
小イオンを測るのか、大イオンを測るのか、移動度の設定は、イオンを特定して計るという意味で非常に
重要です。
|
 |
|
測定範囲の上限は、測定器によってまちまちです。
上限数万(個/cm3)のものから数千万(個/cm3)のものまであります。
比較的低密度の発生源の測定でしたら問題ありませんが、マイナスイオン発生器などの高密度イオンを
測定する際には注意が必要です。
|
|