水道管からの噴水流が十分な圧力の下で管Rを通って鐘へと吹き出すと、
すぐさま強いマイナス電気が観察される。その電気がどれほどの強さである
かは、水流のガスタンクへの落ち方次第である。
第一に、桶Wが満たされていればいるほど、すなわち水深が深ければ深い
ほど、それだけいっそう作用は弱くなる。例えば桶が最初にほとんど空で
あった場合、水流を放つと空中電位はすぐに上昇するが、水量が増えるに
したがって再び減少する。これは次の表が示しているとおりで、その表から
確認できるのは、電気は水流を止めた後かなり急速に空気中から消えてしま
うということである。
【表1】
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水流の放出時間
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0
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1.5
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4
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7
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9
(水流停止)
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10
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13.5
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18Min.
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Hankelの検電器での電位
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0
0
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−60
−12
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−49
−9.8
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−42
−8.4
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−37
−7.4
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−31
−6.2
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−16
−3.2
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−5 Scthl.
−1 Volt.
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桶の
水位
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1
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2.7
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5.4
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8.7
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11
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11
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11
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11cm
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第二に、管を斜めに置くと、水流は、水にではなく、その上方の鐘の内壁に
ぶつかり(水滴機の水流を妨げることはない)、その作用は異常に強まる。
放水してからわずか30秒後で、Exnerの検電器の測定領域に達し、8分後に
は−100ボルト以上になり、さらに水流を流しつづけても恒常的であり続ける。
後で出てくる表2は、同じような実験における空中電位の完全な経過を示し
ている。表1の時と同じ実験によって、水流が亜鉛板の上に落ちた場合、
空中電位は、水流が深さ2.7cmの水に落ちた時の10倍、深さ11cmの水に落ちた
時のおよそ20倍になったという結果が示された
(注5)
。
この表の3列目は水流を止
めてから約1時間経過するまで延長した場合であるが、表1で8分後には
ほとんど消えてしまった弱い電荷よりも強い電荷がより長い間空気中に
残っていたことを示している。
第三は流れ込む水流の長さである。今度は再び垂直に立てた放流管を
ガスタンクの中にまで伸ばすと、その口は水面から70cmではなく、
10、20、もしくは30cmしか離れていない状態になり、その場合作用は
約10分の1にまで減少する。
用いられている水流の連なっている部分の長さは30〜60cmで、電気の火花
によって点滅する照明のように見える。
<注釈>
5.ハイデルベルクでの実験の同様の結果を参照。
(6)
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