さらに興味深い一連の実験において、我々はバケツを置く高さ、
すなわち水流の長さをいろいろ変えて実験し、その一方で水流の強さと
水の深さを一定に保つようにした。バケツを置く高さが高くなればなるほど、
その中に集まるプラス電気はいっそう少なくなることに我々は気付いた。
我々は、水流を全開にした場合でさえ、補償管の下にマイナス電荷を保つ
ことができ、その間同じ水流は下のほうで受け止められてこれまでに観察
されたようなプラス電気を起こした。
このことは、強い水流の滴もマイナス電荷を伴って補償管から出てくると
いうこと、そしてプラス電気はさらに落下することで初めて、補償管から
バケツまでの途中のどこかで発生するということのはっきりとした証拠
となる。集まった電荷と水の深さとの依存関係というのもそれを意味して
いる。
次の表には、3つの異なる水位で水流の長さをいろいろと変更した場合の
実験を示してある。(第2、3、4欄)
【表6】
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水流の長さ
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1分間で発生した電気
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1分間で発生した電気
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1分間で発生した電気
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水深10cmの場合
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水深5cmの場合
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水深0cmの場合
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cm
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Volts/Min.
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Volts/Min.
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Volts/Min.
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100
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-44
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-36
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+28
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120
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-30.5
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-23
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+45
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140
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-12
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0
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+59
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160
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+0.2
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+16.7
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+86
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180
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+6.7
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+29
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+87
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200
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+9.6
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+33
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+100
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220
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+21
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+32
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+114
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240
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+26
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+41
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+143
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今回は受け皿としてバケツの代わりに、図6の装置で用いている覆いの
ない亜鉛容器Bを使った。表の第2欄目では、その実験の前に既に10cmの
水が容器に入っていた。第3欄目では水平な亜鉛板bが、容器の深さ30cm
のところに取り付けられており、この上に大きく平らな深さ5cmの深皿が
水を満たされた状態で置いてある。第4欄目では最終的に水流が、常に濡れ
た状態にしてある剥き出しの亜鉛板の上に落ちる。後ろの二つのケースでは、
水は容器内のこの亜鉛板の下に集まる。
図6
この表から読み取れることは、第一に、表を概観した場合、容器はいかなる
環境でも短い水流より長い水流の場合の方がよりプラスの電気を帯びると
いうことである。第二に、個々の行を見た場合、水流が落ちる水が浅ければ
浅いほどより多くのプラス電気が得られるという先の結論が、どの水流の長さ
の場合でも繰り返されていることが分かる。
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