この装置で分かることは、1. 水しぶきになって飛び散っていく量が
増加すると蓄電荷は減少すること、2. 気流が強められると蓄電荷は
増加すること、である。この二点は、マイナス電荷は空気自体に含有
されている、ということと完全に一致する。
次の二つの表は、これらの二つの結果を生じたそれぞれの実験の詳細な
データである。
【表7】
霧の排出の変化による実験
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盤sと円柱の上端の距離
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1分間あたりの蓄電量
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cm
17
11
7
1
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ボルト/分
+158
+140
+123
+90
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少量の細かい霧雨がPの下から外へ出る
上記の場合よりは多くの細かい霧雨がPの下から外へ
出る(図を参照)
非常に多くの細かい霧がPの下から外へ出る
水の半量が外へ出る
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真鍮盤を亜麻布で覆ったり、真鍮盤を大理石の小片や中位の大きさの
亜鉛盤と取り替えたりしても、結果は基本的に同じであった。
板Pを目の粗い針金格子に替えると、より多くの水が排出され、
電荷はもっと減少した。水槽の中の水位はこれまで常にほとんど一定の高さ、
円柱の下6cmを保っていた。
【表8】
空気の流出の変化による実験
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水面と円柱の下端との距離
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1分間あたりの蓄電量
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cm
円柱の端が
水面上 4.3
2.8
1.5
0.5
水面下 1.5
3.5
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ボルト/分
+57
+53
+46
+41
+34
+34
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ü
ý空気が下から吹き出すのが徐々に弱くなる
÷
þ
ö空気は上部の開き口の端とPの下の隙間からしか
ø外に出られない。
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この実験では、流出する空気をできるだけ水しぶきから自由な状態に保つ
ために、噴水流を円柱の上端から57cm下のところに固定された直径6.5cmの
真鍮盤の上に落ちるようにし、さらに板Pを3つの支持器具を用いずに直接
円柱の上に置いた。しかしながら、これらの変更を加えない場合でも、
この現象の経過は表と同じであった。今、板Pを取り去ったり、目の粗い針金
格子で置き換えたりすると、盤が極めて低い位置に取り付けられているため
に飛び散る水の量はわずかになるが、空気にはもっと広い道が開かれ、
電荷は著しく増加した。このとき、水槽内の水位を変化させても結果は表と
同じだった。
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