最近では、よくテレビや雑誌でマイナスイオンが取り上げられ、 その生体に対する効果などが紹介されていますが実際のところ、 本当に効果があるのでしょうか？答えは、「あり」ということに なると思います。それは、医学領域での研究データの結果などから、 どうやらマイナスイオン以外で説明することが難しいような病状の回復、 治癒などがあるからだと思います。

但し、実際に効果があったとしても、それが「なぜか？」と いうことについては、まだはっきり分かっていない部分も多くあります。 多くの書籍に書かれている理論的な説明も推論の域を出ないものもあります。

これまでにも空気の汚染については言われてきましたが、 生体に好影響を示すマイナスイオンとその逆のプラスイオンも、 空気汚染の一つの尺度となる時代が到来するかも知れません。 実際に建築メーカーなどでは、建材から発するプラスイオンの影響を 考慮した素材選びや開発を進める動きもあります。
マイナスイオンには空気を浄化する効果があります。ご存知のように、 マイナスイオン発生機能の付いたエアコンや空気清浄機が急激に売り上げを 伸ばしています。これは、消費者の注目もありますが、メーカーがマイナス イオンの能力をデータとして確認している裏付けでもあります。

マイナスイオンを取り込んで効果のあるのは、人間だけではなく、 動植物の成長にも影響を与えるというデータが多数報告されています。 正確なメカニズムは未だ分かっていませんが、実際にハマチの養殖や、 野菜、果物などの栽培で生産効率を上げて結果を出している企業があります。