折からの健康ブーム、環境問題への関心の高まりに加え、昨今の不況のためか 様々な分野（業界）でのマイナスイオンへの取り組みが見られる。 主に付加価値として捉えてマイナスイオン発生機能を持たせる試みが 多いと言える。ほぼ全ての分野でマイナスイオンへの取り組みがなされて いると言っても過言では無いほど、以前に比べて着目度が増している。

ただし、誤った理解のもとで「マイナスイオンの効果」や「マイナスイオン」 自体が一人歩きしてしまっている面もあり、さらに、技術資料や文献、研究デ ータが一般的に入手困難なことから、研究機関、公的機関、或いは行政レベル での支援が待たれると思う。