正しいイオン測定器の選び方 |
イオン測定器の種類とその用途二重円筒型(JIS規格準拠タイプ)
用途
センサー部のインピーダンス精度・流量制御・耐ノイズ性に配慮し高精度を実現します。1(個/cc)のイオンから測定可能な機種もあります。 以前は数十万円と高額でしたが、最近では十万円以下の価格帯の機種も出ております。「JIS規格に準拠」を謳うことが出来るため、対外的信頼性の面からも有利です。 予算が許すのであれば、この二重円筒型でのイオン測定が理想です。 平行平板式
用途
なお、当社が市場を流通する機種を見た限りでは、平行平板式は0-1000(個/cc)程度の低濃度のイオン測定には向きません。 これは上記のように測定原理がゲルディエン法とは異なること、さらにセンサー部のインピーダンス精度・流量制御・耐ノイズ性に対する配慮があまりなされていないことが原因と考えられます。 鉱石専用型
用途
放射線が空気中に放出されると、空気の電離が起こってイオンが発生するという原理を利用します。 具体的には、GM管(ガイガー・ミューラー管)によって検出した放射線量から、所定の換算式に基づいてイオン量を算出するというものです。 イオンそのものの持つ電荷量を取り扱うものではなく、あくまでも検出された放射線量によるメーカー独自の換算値ということになります。 鉱石専用型は二重円筒型や平行平板式と異なり、空気を吸引しません。このため、空気の流れの影響を受けることがないため、安定した測定が可能です。客先での商品PR等に適しています。 なお、鉱石専用型は放射線の出ないものは測定出来ません。また、移動度を特定した測定はできません。 PC接続型
用途
印刷機能もあり、試験報告書やレポートの作成に非常に便利です。PC接続型には、パソコンからリモート操作できるタイプもあります。 プラス・マイナス同時測定型
用途
プラス・マイナス同時測定型のイオン測定器 (二重円筒型)
イオン検知器型
用途
イオン検知器型
安価ですが、構造上、厳密な意味でのイオン測定は出来ません。理由は、一般にイオン測定器は小イオン (1)を捕捉対象として設計されていますが、 このイオン検知器型はそうした設計がなされておらず、イオンの大きさの選別が出来ないためです。 このため、検知器型は小イオンばかりでなく、大イオンやイオンとは呼べない領域の大きな帯電粒子、あるいは静電気などにも反応してしまいます。 さらに検知器型は、少量のイオンには反応しないものが殆どです。従って、イオン発生源から距離の離れた位置での正確なイオン測定も到底出来ません。 イオン検知器型は、比較的大量のマイナスイオンを発生するイオン発生器やイオンドライヤー等の動作確認用程度に用途が限定されるでしょう。 (1) 生体への効果が高いとされるのは小イオンのため、一般にイオン測定器は小イオンをターゲットにしたものが多いと考えられます。
参考: 本当に体に良いのは「小イオン」
ケース別のイオン測定器選定鉱石を測定したい●鉱石専用型なら安定した測定ができ、表示値も明快で分かりやすい
用途として鉱石の測定しかないという場合には、鉱石専用型が適しています。空気の流れ等の影響がなく、測定ごとのバラツキも少ないため安定した測定が可能です。
鉱石専用型の主流は、イオンの測定値を常に表示するというものではなく、一定時間内の平均値を表示するというものです。 標準的な動作モードの場合、1回の測定で1つの値が出されますので、明快で分かりやすいです。 鉱石専用型は一定時間内の平均値を表示
●二重円筒型や平行平板式も選択肢としてはあり、ただし値が捉えづらい
鉱石のほかにも測定したい場合には、二重円筒型や平行平板式も選択肢となります。
ただし、鉱石専用型とは異なり、常に表示値が変化しますので値が捉えづらいです。
例えば、客先でのデモンストレーションの場合には、はっきりと1つの値を示す鉱石専用型の方が使いやすいです。
また、放射線量が少なすぎる場合には、二重円筒型や平行平板式では検出出来ない場合があります。
二重円筒型や平行平板式は常に変化するイオン測定値を表示
室内を精度よく測定したい
一般に室内のイオン量は数百(個/cc)程度と低濃度ですから、二重円筒型が適しています。
二重円筒型はJIS準拠型とも呼ばれ、空気イオン測定の主流となっている原理が使われており、低濃度イオンも高い精度で測定します。
低濃度イオンの測定では微量の電荷を扱うため、センサーの精度や外的ノイズの影響を受けやすいですが、現行市場を流通する二重円筒型の機種は概ねそうした影響をよく考慮した設計がなされております。 イオン発生器やイオンドライヤーを測定したい
イオン発生器やイオンドライヤーの場合、イオンの吹き出し口では数百万(個/cc)と大量であることが多く、測定上限を考慮した機種選定が必要です。
あまり精度の要求されない平行平板式や、ワイドレンジタイプがよく使われます。
ただし、ある程度距離の離れた位置でのイオン量も測定したい場合には、急激にイオン量が低減しますから、低濃度向けかつ高精度の二重円筒型との併用も考えられます。 大量イオンにはワイドレンジタイプ
ミストを測定したい
ミストを含む空気の測定では非常に湿度が高くなっているため、イオン測定器の動作条件を考慮する必要があります。
実際の測定においては、空気をセンサー内に引き込むため内部が結露し、機器の故障や誤動作につながる恐れがあります。
トルマリンを測定したい
トルマリンは主に外部から圧力を加えないと殆どマイナスイオンを発生しません。このため、例えば単にトルマリンを練り込んだ生地等を測定しても、殆ど数値が上がりません。
逆に言えば、生地等をもみ込んだりすれば数値が上がります。
この特性をよく理解しておかないとせっかくイオン測定器を購入しても無駄になりますので注意が必要です。
参考: トルマリンとマイナスイオン
イオン測定データを保存・出力したい
イオン測定器をパソコンに接続できるPC接続型を使用することで、イオン測定データを保存したり、測定波形のグラフを印刷したりすることが出来ます。
特に測定波形のグラフは、測定の全体像を把握することができますので、説得力のある試験報告書やレポートを作成することが出来ます
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