どの程度の規模にまで発展するかは未知数だが、当分は企業、消費者、マス コミの着目度という点で加熱していくものと思われる。 人体への効果及び環境改善という点では、定量的に評価しづらい側面があるた め、一時のブームで終わりかねない懸念も予想される。企業努力はもとより、 研究者、各学会、公的機関等での助力が必要ではないかと思われる。 なお、農業、漁業での利用に見られる生産性の向上という点では、その成果が 明らかに数字となって現れるため、継続性は期待されるのではないだろうか。

一定のマイナスイオン量を発生する製品が当たり前の時代が訪れると思われ る。従って、競争のポイントはいかに安定してマイナスイオンを作用させるこ とが出来るか、ということになるのではないかと思われる。 なお、既製品に対する応用（適用させる技術）という点で捉えれば息の長いビ ジネスになるのではないだろうか。