他では得られない、役立つ専門情報を毎週お送り致します
>>バックナンバー
|
 |
|
現在主流となっている測定器の大部分は、下記の原理に基づいて設計されている。
|
|
【1】エーベルト氏測定装置(Ebert's ion-counter)
|
空気イオン測定器として初めて考案されたものである。
[Fig.1 エーベルトイオンカウンター概念図]
Aは導体の円筒で接地されている。Bは絶縁されており
Aの軸に一致している。また、Bの一端はウルフ氏双線電位計Eと連結
している。空気は右下部のファンにより、単位時間当たりωの
吸引量で吸引される。
初めにBをV0の電位に帯電させて、空気をAとBの間に
通過させれば、BはBの帯電と逆符号のイオンを吸引して中和する。
t 時間吸引した後、電位がVtになったとする。
A、B、Eからなる静電容量をCとすると、Bによって中和された
イオンは
C(Vt−V0)
となる。
一個のイオンが持つ電気量をe として、
空気イオン量は単位体積あたりの個数で表すので
測定値 n は、
n = C(Vt−V0)/eω ・・・ 式@
となる。
上式@において、V0及びωを変化させることによって、
基本的には任意の移動度(運動度)を持つイオンの測定が可能と
なる。
A−B間の電位を高くして、吸引する空気の流れを減少させて
測定すれば、小イオンと大イオンの和(n+N)が求められる。
よって小イオンnを測定して(n+N)から
nを引けば、大イオン数Nが求められる。
なお、イオン測定装置としてはこの他に、
この原理を応用したゲルディエン法などがある。
|
|
 |
|
【2】ゲルディエン法(Gerdien condenser)
|
|