我々は今度は蒸留水の水流による作用を試してみることにした。
高い圧力をかけた任意の液体を流れさせるために、二つのガラス管
XとYを
図2のように互いに結びつけた。
Xの下端部につけたゴムの棒rがガスタンク
につけられた排水管Rと結びついているとする。
(
結合図
)
ゴム管挟みQ1は
閉じられており、Xはαマークのところまで液体で
満たされていて、
その液体の水流を調べる。
今度はYの下端に水道管からの水を、Wを通して、
β1からβ2まで流し込む。
そうするとその管の空気の内容物は約3.5気圧
の圧力になるまでXにしたがって圧縮される。
実験に関して装置の準備は
これで整った。検電器の
Q1を突然開放すると水流は鐘の中に流れ、作用が
観察されるようになる。排水管はガスタンクの壁の下部に対して斜めに
立っている
(9)
。
図2
蒸留水と水道水、そしてほぼ飽和状態の食塩水(22.9%)を比較しながら実験
を行う。蒸留水は水道水の40倍のマイナス空中電位を生じ
(注7)
、食塩水では弱い
プラス電荷が生じた。次の表は検電器に表示された数値の平均値である。
【表4】
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空中電気 液体
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読みとられた数値
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ボルトに換算した数値
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蒸留水
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8 目盛 Exner
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−140
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水道水
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−17 Hankel
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−3.4
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食塩水
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+7.5 Hankel
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+1.5
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ここで注目すべきことは、35秒間液体を流している間の空気電位は、
最初は上昇するが終わりごろには再び減少するということである。
その簡単な説明としては、水流の圧力が次第に減少していくからということ
である。その数値は電位の最も高い値を示している。食塩水の場合電荷は
安定せず、排水が終わる頃に何度かわずかにマイナスの値を示した。
通常は、桶のように、水道水の入った水滴機に、同様に食塩水が入っている
時は、特に変化はなかった。
<注釈>
7.ハイデルベルクおよびボンでのシャワーを用いた実験
(6)
及び
(7)
を参照。
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