正しいマイナスイオン発生器の選び方 |
どれくらいマイナスイオンが真っすぐ飛ぶか?イオンが届かない発生器は、冷風が届かないエアコンと同じ
うだるような暑さの真夏には、ひんやり冷気を運んでくれるエアコンで涼む方も多いと思います。
このエアコン、当たり前ですが冷風が人のいるところまで届かないとなんの意味もありません。
マイナスイオン発生器も同じで、人のいるところにマイナスイオンが飛んで来ないと設置している意味がありません。 ところが、市販されている様々なマイナスイオン発生器の中には、殆どマイナスイオンが飛んで来ないような機種が少なからずあります。 ちょうど「ガス抜け」したエアコンを使うようなものです。 マイナスイオン発生量の見方−距離に着目することが重要
マイナスイオンがきちんと飛んでくるかどうかを示す数値としてマイナスイオンの発生量が挙げられます。
マイナスイオンの発生量は、一般に「○○個/cm3」や「○○個/cc」と表します。
ところで、このマイナスイオンの発生量ですが、ただ単に「100万個/ccのマイナスイオンを発生!」などとパンフレット等に書かれているのを見受けます。 本当はこのような表記だけでは、そのマイナスイオン発生器の性能を判断することは出来ません。 なぜかというと、マイナスイオンの発生量は発生器から離れると急激に減少するからです。 一般に、発生器からの距離が2倍になると、マイナスイオン量は1/4になるといわれております。 つまり、マイナスイオンの発生量の表記は、それを測定した位置、つまり発生器からの距離が明記されていないと意味を持たないのです。 発生器の吹き出し口(ここが一番発生量が多い)での発生量を大々的にパンフレットなどで強調しておきながら、50センチも離れると殆ど発生量ゼロのような機種があるので注意が必要です。 発生器から何メートルの位置で何個のマイナスイオンの発生量なのか?という目で見ることがとても重要です。 せめて吹き出し(直線)方向のイオン量はおさえておく
このように距離を踏まえてマイナスイオンの発生量を見ることにより、どれくらいマイナスイオンを飛ばす能力があるかをある程度判断することが出来ます。
実際にはマイナスイオンの吹き出し方向の発生量と、それ以外の周囲への方向の発生量の2種類を見ておくのが理想ですが、 そこまでデータを表記しているメーカーは少なくて、たいていはマイナスイオンの吹き出し方向の発生量だけの表記になっています。 ですから、せめて 「どれくらいマイナスイオンが真っすぐ飛ぶか?」つまり、マイナスイオンの吹き出し方向の発生量を見ておく必要があります。 基準値はありませんが、発生器の吹き出し方向へ1メートル程度離れた位置で、千個単位のマイナスイオンすら保持出来ていない機種は相対的に見てあまり性能の高い機種とはいえないでしょう。 [発生量の表示例] (目安です)
どれくらいマイナスイオンが周りに広がるか?いつも発生器の前に座っているとは限らない
マイナスイオン発生器によるマイナスイオンが、距離が離れるに従って急激に減少することはマイナスイオン発生量の見方−距離に着目することが重要でご説明した通りですが、
吹き出し方向が変わった場合にもマイナスイオンの発生量が減少します。
例えば、吹き出し方向から角度にしてわずか30度ずれると、殆どマイナスイオン量がゼロになってしまうような機種もあります。 こういう機種の場合には、常に吹き出し方向を使用者に向けておかなくては、効果的な使い方が出来ません。 エアコンの冷気はある程度時間が経つと部屋に広がって気温を下げてくれますが、マイナスイオンは非常に寿命が短く、時間が経っても部屋全体のマイナスイオン量が大きく増加することはありません。 このため、吹き出し方向以外へのマイナスイオンの飛び方もとても重要なポイントなのです。 出来るだけイオンが周囲に飛んでいくのが理想
上記のように、マイナスイオン発生器は吹き出し方向にしかマイナスイオンが飛ばないのでは、実用性に欠けるといわざるを得ません。
また、実際に周囲にマイナスイオンの飛ばない機種の多いのが現実です。これは技術的に実現させるのが容易ではないためです。
マイナスイオン発生器は、いつも目の前に置いて使うとは限りません。出来るだけ周囲にマイナスイオンが飛んでいく機種を選定することが大切です。 どこを見ればいいのか?
では、周囲にマイナスイオンがよく飛んでいく性能を持つ機種をどのように選べばよいのか?
[適用空間] 一つはいわゆる適用空間を目安にすることです。大手メーカーのものでしたら、たいてい「適用空間:8畳」などとパンフレットに記載されていると思います。 ただし、この適用空間はメーカーが独自に決めた指標の場合が殆どですから、メーカーごとにバラツキがあると考えられます。 [発生量分布データ] もう一つは、周囲へのマイナスイオンの発生量の分布を知ることです。もっとも、そのようなデータをきちんと公開しているものは少ないです。 参考までに当社取り扱いのマイナスイオン発生器 メディカルイオン ミニのデータを下記にご紹介します。 *注 お部屋の材質、電化製品の有無、空気の汚れ具合により値が変化することがあります。 上記のように、実際のデータとして周囲へのマイナスイオンの広がりを確認出来るのが理想です。
外観に惑わされない外観と性能は無関係
どんなに優れたデザインでも、あるいはいかにもドッシリとしていてパワーがありそうに見えても、マイナスイオン発生器としての性能との間に相関関係はありません。
また、「○○大学の××教授ご推薦!」などとあっても、性能を示すデータをきちんと確認出来なければ正しい判断は出来ません。 とにかくデータを見てみる
お部屋に置いて使うものですから確かに外観も大切ですが、「マイナスイオン発生器」を買うわけですからまずは性能を重視することです。
どれくらいマイナスイオンが真っすぐ飛ぶか?やどれくらいマイナスイオンが周りに広がるか?で書いたように、 発生器からの距離・方向を考慮したマイナスイオンの発生量データを知ることが肝要です。 パンフレットに「マイナスイオン発生量:○○個」とだけしか書いていない機種は、距離・方向を含めた詳細データをメーカーに確認することです。 さもなければ、マイナスイオン発生器としての意味をなさない製品をつかんでしまうかもしれません。 パンフレットのここを見よう!マイナスイオンの発生量(吹出し方向)
どれくらいマイナスイオンが真っすぐ飛ぶか?でご説明しましたように、マイナスイオンがその吹出し方向にどれくらい飛ぶかを示す値です。 「吹出し口から○○メートルで××個/cc」というような記載がなければ、そのマイナスイオン発生器の性能を判断することが出来ません。 吹出し口で何百万個/ccのマイナスイオン発生があっても、50センチ、1メートル、2メートルと離れた位置でどれくらいマイナスイオンが保持されているかがカギです。 携帯用やごく限られた空間で使うような用途を除けば、せめて吹出し口から1メートルの位置で数千個のマイナスイオン発生のある機種を選びたいところです。 また、ここでは吹出し方向に限定してその発生量に着目しましたが、実際には吹出し方向以外への発生量も重要です。それは次項でご説明致します。
マイナスイオンの発生量(周囲)
どれくらいマイナスイオンが周りに広がるか?でご説明しましたように、マイナスイオンが発生器の周囲にどれくらい飛ぶかを示す値です。 本当はとても重要なデータなのですが、数多く市場に出回っているマイナスイオン発生器で、この値が公開されているものはあまり見かけません。 吹出し方向以外には殆どマイナスイオンが飛ばない機種だと、効果的に使うことが難しくなります。 出来るだけ(吹出し方向だけでなく)周囲にマイナスイオンが広がる機種を選ぶことをおすすめします。
最大適用空間
最大適用空間はメーカー独自に決められているので、あくまでも目安にとどめておく程度が妥当ですが、出来るだけ広い部屋に対応する機種を選定したいところです。 本当のところはマイナスイオンの発生量(周囲)のようなデータ(→マイナスイオンの広がりを示す値)もあわせて確認出来るのが望ましいです。 製品寿命
せっかく購入するのですから、出来るだけ長く使える機種を選びたいものです。 一般的にマイナスイオン発生器の寿命は放出針の寿命で決まることが多いようです。(放電式の場合) 機種によっては、放出針の劣化でマイナスイオンの発生量が急激に減少してしまったり、高濃度のオゾンを発生するようになってしまう機種もあります。 万全を期すなら、購入前に製品寿命とその根拠を知っておきたいところです。 安全性
特に電気式(放電式)のマイナスイオン発生器では、内部に高電圧を利用した回路があります。 通常は手や指が触れないような構造をとっているはずですが、このあたりの配慮が十分に行われている機種を選定すべきです。 また、機種によっては、長年使っていくうちに有害なオゾンが多く出てしまうものもあります。 十分安全に考慮した設計の発生器を選定したいものです。
空気浄化能力
空気浄化能力は、マイナスイオン発生器の能力を示す一つの指標ととらえることが出来ます。 十分な量のマイナスイオンをお部屋中に満たすことの出来るマイナスイオン発生器は、空気中に浮遊する 細かなチリやホコリを除去する能力が高いです。 当社取り扱いのマイナスイオン発生器 エアー・テイマー Z での表示例を以下にご紹介します。 必ずしも空気浄化能力を示すデータがパンフレットに示されているとは限りませんが、出来れば購入前に確認しておきたいデータの一つです。
対環境安定度
電気式(放電式)のマイナスイオン発生器は、温度・湿度等の環境の変化によって驚くほどマイナスイオンの発生量が低下してしまう機種があります。 具体的には、極端な低温低湿、高温多湿でそうした傾向が見られるようです。 寒冷地、熱帯地域で使う場合には、環境変化に対して影響の受けにくい設計がなされた機種を選定しないと、せっかくの製品が役に立たないものとなってしまいます。 当社取り扱いのマイナスイオン発生器 メディカルイオン ミニを例として環境変化に対するマイナスイオン発生量低下のイメージを以下に示します。 上記の点まで考慮しているメーカーは少ないと思いますが、出来れば環境変化の影響の少ない機種を選定したいものです。 放出針の寿命
放出針が電気式(放電式)のマイナスイオン発生器の寿命を決定付けるという機種が少なくありません。 放出針は放電によって繰り返しストレスがかかったり、化学変化が起きたりして少しずつ劣化していく 傾向にあります。 放出針が劣化すると、マイナスイオン発生量が減少したり、有害なレベルのオゾンを発生したりする可能性があります。 放出針の寿命はぜひとも確認しておきたいデータです。 プラスイオン発生量
特にかつてのコロナ放電式に見られましたが、マイナスイオン発生器でありながらプラスイオンも同時に発生するものがあります。 プラスイオンを発生するということは、せっかく発生したマイナスイオンを打ち消してしまう可能性があり、マイナスイオンの生成効率を低下させる原因となります。 現在では、プラスイオンを技術的に抑制する工夫がなされているようですが、出来るだけプラスイオンの同時生成のない機種が理想です。
オゾン発生量
電気式(放電式)のマイナスイオン発生器の多くは、マイナスイオンと同時にオゾンを発生する機種が多いです。 オゾンは殺菌や消臭に利用されている有益なガスですが、高濃度になると人体に有害でもあり、安全基準値も定められています。(厚生労働省安全基準値:0.1ppm以下 [作業場での基準値]) 基本的には安全基準を超えるようなオゾンを発生するマイナスイオン発生器は販売されていないはずですが、長年使用して放出針が劣化し、高濃度のオゾン発生に至ってしまうケースもあるようです。 また、オゾン自体は無臭ですが、空気中の他の物質と反応してしばしば鼻をつくような臭い(いわゆるオゾンの反応臭)を発生します。この臭いについてどう感じるかは人それぞれですが、好まない方もいます。 いずれにしても、きちんと安全基準内に収まっている機種を選ぶ必要がありますし、オゾンの反応臭を好まない方は事前に確認された方がよいでしょう。
動作チェック機能
ご存知のようにマイナスイオンは目に見えません。従って、マイナスイオン発生器が故障した際には、すぐそれに気付くことが出来ません。 やはり、確実に正常動作していることが確認出来るランプや付属の検知器などがある機種が理想です。
お手入れ
マイナスイオン発生器のお手入れは、機種によって異なります。 簡単な放出針の清掃を時々行うだけでよいものや、フィルターの交換の必要なもの、あるいは水破砕式のようにお水を入れるタンクへの水の補給・清掃などが必要なものもあります。 性能維持のために必要不可欠な作業もあるとは思います。事前によく確認しておくとよいでしょう。 継続購入の必要なパーツ
マイナスイオン発生器の中には、継続的にフィルター等の別売品を購入しなければならない機種もあります。 継続してお金がかかるということですから、事前によく確認し、納得の上で購入したいものです。 静音性
マイナスイオン発生器の中には、ファンやモーターの付いたものがあります。 「音」は商品写真からは伝わってきません。購入してみて、動作音が耳について困ったということがないように、事前によく確認しておきましょう。 マイナスイオン発生器の正しい選び方 まとめとにかくマイナスイオンが届くかどうかが重要
ここまでで色々な着目ポイントを挙げながらご説明してきましたが、とにかくマイナスイオン発生器を選ぶにあたっては、マイナスイオンがきちんと届くかどうかがとても重要です。
それにもかかわらず、様々なメーカーから販売されているマイナスイオン発生器のパンフレット等を見ると、本当にマイナスイオンが届くのかどうか判断しようのないものが少なからずあります。 マイナスイオンが届くかどうかを判断するには、吹出し方向の発生量や周囲への発生量のデータを見ることです。 ただ単に、「大量のマイナスイオン!」とか「200万個のマイナスイオン!」などと書かれていても、お部屋で使って本当に人体にまでマイナスイオンが届くのかどうかは分かりません。 また、適用空間についても、一つの目安にはなりますが業界共通の基準があるわけではありません。 パンフレットやネット上でのデータが少ない機種の場合には、せめてマイナスイオンがきちんと届くのかどうかの確認だけは購入前にしておきたいものです。
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